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検査数値をどう見るか血液検査・免疫・血清学的検査


検査数値をどう見るか血液検査・免疫・血清学的検査
HBs抗原・抗体
  正常値 陰性(−)
B型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べる検査です。HBs抗原はウイルスの一部ですから、これが陽性のときはウイルスに感染中ということになり、さらに感染力が高いか低いかを調べるHBe抗原・抗体、感染の時期がいつ頃かをみるHBc抗体などの精密検査が必要になります。
HBs抗体だけが陽性の場合は、過去にウイルスに感染したが、すでに治癒していることを示すので、肝炎の心配はありません。
   
RAテスト
  正常値 陰性(−)
本来、異物や細菌などの外的を攻撃して、体を守るはずの抗体が、免疫機構の異常から自らの体を攻撃してしまうのが自己免疫疾患といわれる膠原病です。
RAテストは、膠原病の一つである慢性関節リウマチの血液中の因子を調べる検査です。このリウマチ反応では、慢性リウマチ患者の約80%が陽性を示します。また、リウマチ以外の膠原病や肝臓病で陽性になることもあり、陽性の場合は、膠原病を中心にした他の検査も受けて病気を確かめる必要があります。
   
梅毒血清反応
  正常値 陰性(−)
梅毒は、トレポネーマ・パリーズム(スピロヘータ・パリダ)という病原体が、おもに性行為によって感染して発症します。
検査は、大別して二つの方法があります。
@牛の脂質(カルジオリピン)を抗原として反応を見るもので、ガラス板法、緒方法、凝集法などの方法があり、STSと総称されます。
A梅毒の病原体そのものを抗原として、反応を見る方法ではTPHAテスト、FTA−ABSテストなどがあります。
@のSTSでは、感染してから4週間ほどで陽性になりますが、AのTPHAテストでは陽性になる期日がもっとかかるため、スクリーニング検査には、一般にSTSが用いられます。ただし、STSでは膠原病や肝炎などでも疑陽性になるときがあり、一つの検査では診断できません。何種類かの検査を行って診断が確定されます。
   
HIV(エイズウイルス)抗体
  正常値 陰性(−)
エイズの病原体であるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染を調べる検査です。
HIVは、血液や性行為で感染し、約6〜8週間ほどでHIV抗体が陽性となります。
エイズウイルスに感染しても、すぐに発病するわけではありません。数か月から5〜6年の潜伏期は症状が現れないことも多く、エイズに感染したかどうかは検査をしなければわかりません。
もし、心配な場合は、感染の機会があったと思われるときから8週間以上経過したあと、この検査を受けます。結果が陰性ならエイズに感染していない証明になります。
   
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