エムドゲインを使った治療方法について
●手術の前に
歯周組織の状態を調べるために、歯周ポケットの深さを計ったり、レントゲンを撮ったり、その他治療に必要な検査を行います。エムドゲインを使った治療が行えるかどうかは、歯周病の程度や患者さんの健康状態によっても異なりますので、担当医とよく相談して下さい。
●歯周外科手術
手術は抜歯をするときのように麻酔をかけて行います。まず最初に治療する部分の歯肉を切開し、剥離します(図1〜2)。次に歯根表面の清掃を行い(図3)、エムドゲインを塗布します(図4)。最後に切開した歯肉部分を縫合し(図5)、手術は終了です。
手術にかかる時間は約1時間前後で、手術後、しばらく休んでいただいたあとは帰宅できます。抜歯は手術日から2〜6週間後に行います。




歯の根元をおおい、歯周組織の再生を促すエムドゲイン |
●手術のあとは
エムドゲインを使った歯周外科手術を受けた患者さんは、次の注意点を守るようにして下さい。
・手術創は速やかに治癒しますが、術後6週間は手術部分を傷つけないため、手術部分を歯ブラシやデンタルフロスで磨かないようにして下さい。また、指や舌で手術部分を触らないで下さい。
・硬い食べ物(歯や歯ぐきに負担のかかる硬いパンやくだもの、生野菜、おせんべい、あめなど)は食べないようにして下さい。また、術後6週間は禁煙を心がけることをおすすめします。
・手術後の感染を防ぐために、術後3〜6週間は、消毒薬で口の中をよく洗浄するようにします。
抗生物質が処方された場合は、担当医の指示に従って服用して下さい。